アンマン市内
ヨルダンに住み始めて約3週間。
近くを見て回ったり、語学学校の先生などに話を聞いて少しずつ町の様子や環境、人々の習慣などがわかり始めました。
まず驚きだったのは夏季(5〜10月くらい?)は晴天の日が続き、雨は一滴も降らないらしい。
そして裸眼ではいられないほどキツイ日射。
日本人は 虹彩の色が濃い人が多いので、日光に強いと言われていますが、ヨルダンはサングラス必須です‼︎
また、洗濯物は夜室内に干しても確実に朝には乾いています‼︎
そしてイスラム圏に来たなぁ〜と実感するのが、1日5回聞こえるアザーン。※ムスリム(イスラームの人々)は1日に5回お祈りをします。その時間をお知らせするために流れる詠唱のこと。
モスクからスピーカーを通して流している。
家の中にいても普通に聞こえます。そしてお祈りの際には小さいお祈り用マットを敷いてお祈りしています。
さて、そんなヨルダンで気になるのは町の衛生環境。
環境隊員としてはゴミの様子とかが気になるのです。
そこら中にゴミ箱があり、そんなにゴミは落ちてなさそうです…………………
しかし、よくよく写真の奥の方を見てみると、緑色の服を着た人達が何やらやっています。
彼ら、アンマンではよく見かけます。
なにをしているかと言うと、ゴミの清掃員なんです!
市内が思ったより綺麗に保たれているのも彼らが清掃を行っているからなんです。
そんなアンマン市内でも、一歩大通りから中にはいると、ゴミが沢山落ちています。
あらゆるゴミが落ちていますが、中でも多いのがペットボトルや紙コップ。
ホースみたいなのは何かと言うと、シーシャ(水タバコを吸う時に使うもの)です。
アラブ圏ならではのゴミですが、これもプラスティックなので、自然には帰りません。
また、緑色のビンはアムステルという銘柄のビールビンです。
ムスリムはアルコールは禁止と言われていますが、どうやら若い人たちは興味があって飲んでみるそうなのです。
しかし家では絶対に禁止ですし、飲酒していることが分かるとタクシーにも乗せて貰えないことがあります。
そのため、こっそり飲んでそこらへんに捨ててバレないようにするみたいです。
特に割ってあるビンは捨てた事がバレないようにするためと聞きました。
そして、1番驚いたのはヨルダンではゴミを分別していないんです。
生ゴミも、ビンも缶もプラスティックも全部一緒に捨ててます。
だからリサイクル工場もなく、ゴミの産業もありません。
啓発活動をする上では難題です…
「無理の反対は面白い!」師匠の言葉を唱えつつ、これからの活動方針を模索する日々です…。
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Comment
頑張れ!
頑張ります‼︎
師匠の応援は、心強いね!
徐々に実践モードに入って来たかな?
まだまだ配属は先です