折り紙と環境の授業
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文化
だいぶ寒くなってきましたね。日本はもう紅葉が綺麗な季節だと思います。
こちらも寒くなってきたので、朝はこんな感じです。
職場に行く道すがらの馬も服を着ています。
ところで、ヨルダンの人たちへの授業をする中で気づいたことがあります。
それは、花がとっても好きということ。
カウンターパートは造花のバラをオフィスに飾っているほどです。
あんまり緑が少ない土地だからこそ、花とかに憧れが強いんでしょうか。。。
そこで、ふと思いつきで折り紙で花をいくつか作って机に置いてみました。
すると、カウンターパートから「これを次の授業で教えてくれ!」と早速食いつきがよい。
ヨルダンには折り紙はないので、色のついたA4の紙を買って、四角い紙を切り出して使うことに。
自分で作ってみて、バラは結構難しいな。と感じたので、まずは簡単なハートを作って、
それから箱、そしてチューリップを作るという流れにしました。
授業を行ったのは、ワディムサから車で15分くらい行った小さな町にある中高校でした。
特に観光客のくるようなところでもないので、こんな機会でもなければなかなか訪れることもなかったなぁ。
としみじみ思います。
この町の中では大きな学校で、校内にはunicefの支援を受けた物品に貼られたシールがたくさんあります。
また、この学校に限らず、USAIDの支援もかなり入っている模様。
そんな学校で折り紙の授業をしたのですが、いつも訪問して授業を行うのは普通の教室ではなく、
図書館を使用させてもらっています。
なぜかというと、プロジェクターを使用できるから。僕が中学生くらいの時ってプロジェクターではなく、
OHPだったような気がするので、なんだか学校も進んでるんだなぁ。と感じます。
さて、実際の授業は7年生(日本でいう中学1年生)を対象に行いました。
はじめにA4用紙を四角に形成する方法から教え、ハートを作っていきます。
作成したパワポを見せながら、各テーブルを回ってみんなができているか確認しながら進めます。
ハートは多少の戸惑いはあったものの、難なく完成。
次に箱を作りたかったけれど、時間との兼ね合いで飛ばして、チューリップを作ることに。
チューリップは何度か折り返す箇所があったので時間はかかりましたが、なんとかみんなできました!
っと言っても分からない子には、こうやって折って反対側も同じようにしてね。と言って渡す箇所がいくつかありましたが。
結構先生方も協力的で、思ったよりはスムーズに進行できました。
折り紙をやった後は、ペットボトルで花瓶を作って、作ったチューリップを飾りました。
そして、今日使った紙やペットボトルは自然に帰るまでに一体どのくらい時間がかかると思う??
と、本来やりたかった方向へ話を進めていき、プラスティックなどは長い時間、
自然に帰らないので使い方を工夫して生活しましょう。と締めくくり。
授業後は、なぜか生徒たちとの記念撮影会へ・・・。
なんだかパンダになった気分だったけど、確かに滅多に外国人が来ない町でましてアジア人は珍しいんだろうなぁ。
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